【初心者には単焦点レンズがおすすめ!】メリット・デメリットを解説

こんにちは。zookomiです。

この記事では、【初心者には特に単焦点レンズがおすすめ!】の理由やデメリットもあわせてお伝えしていきます。

こんな悩みはありませんか?
  • カメラを買ったけれどイメージ通りの写真が撮れない
  • スマホの方が写りが良くて悲しい
  • 画質がイマイチ

カメラを始めたばかりの方にはこのような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?

私も、カメラを始めたときに一緒に買ったレンズで撮影していたのですが、うまく撮れず悲しい思いをしました。

挙げ句の果てにレンズにカビを生やすという失態。レンズには申し訳なかった……

そんな、悲しい道を歩んでほしくはないので、ここで強く言いたいのは、【単焦点レンズを使いましょう】

これです。単焦点レンズ。

カメラを購入するときには、失敗しないようにたくさんの時間を使い調べた上で購入している方も多いと思います。

しかし、一緒に購入することが多いであろうキットレンズでは思い通りの写真は撮れません。美しいボケた写真は難しいのです。夜はブレ、ノイズでガビガビです。

なんならスマホの方がきれいに撮れてしまいます。

上手くいかないと心が折れ、カメラを手放してしまう。

カメラを長く続けて欲しいと思う私がおすすめしたいのは繰り返しますが、単焦点レンズを導入すること。

zookomi
単焦点レンズは写真上達の入り口。単焦点レンズの魅力も語っていきますね。

前置きが長くなりました。

まず結論をお伝えしますので、どうぞ。

とはいえ、いいことばかりではなくデメリットもあるので補足していきます。

最後まで読んでいただければ幸いです。

それではいきましょう。

目次(タップできる目次)

単焦点レンズがおすすめな5つの理由

単焦点レンズが初心者におすすめ理由は次の5つ。

初心者こそ単焦点レンズで写真の楽しい世界に入り込んでほしいですね。

高画質で立体的に写る

単焦点レンズが高画質で立体的に写ることを説明した画像

まず単焦点レンズとは何かといういうと

単焦点レンズ:ズームレンズのように画角を変えることができないレンズ。

「不便じゃん!」と言う声が聞こえてきますが、画角が変えられないということは他の性能の向上に開発の力を使っているということです。

その性能とは、画質と立体感です。

単焦点レンズは比較的安価なものも多いのですが、安価なものでさえ画質がとんでもないんです。

ピント面はしっかりと写り、綺麗なボケが出る単焦点レンズの特徴を解説した画像

ピント面を見てみると、カリッとした写り。周りはしっかりとボケている。

すてきな写真を撮ることができます。

zookomi
単焦点レンズと言ったら、ボケですね!

キットレンズでは、味わえない画質の良さをさらっと体験させてくれるのが単焦点レンズです。

小型軽量なものが多い

単焦点レンズは小型軽量のものが多いです。

レンズによって違いがありますが参考に一つ、ズームレンズと比較してみましょう。

スクロールできます

ズームレンズ
FE 24-105mm F4 G

単焦点レンズ
FE 40mm F2.5 G
最大径8.3cm(83mm)6.8cm(68mm)
長さ11.3cm(113mm)4.5cm(45mm)
重さ663g173g

三つの視点で比べてみると、単焦点レンズの小型軽量具合が伝わると思います。

重さ173gってすごいですよね。この大きさで写りも素晴らしいので、単焦点レンズにはまる方が続出してしまうんですよね。

大きさのイメージ的には下の画像のようなイメージです。

単焦点レンズが小型なことを解説する画像

350mmの水筒と並べて撮りましたが、小ささがよくわかりますね。

単焦点レンズが小型なことを解説する画像

手で持つとこんな感じです。

zookomi
最近のレンズは特に小型化が進んでいてすごいですよ!

単焦点レンズの多くは小型軽量に設計されているので、それぞれのレンズのスペックを見てみるといいでしょう。

ちなみにおすすめの一本はこれ。

比較的安価に手に入れることができる

単焦点レンズは比較的安価に手に入れることができます。

しかし、注意点が一つ。それは、「レンズの中では」です。

レンズは基本的に高価なもの。オールドレンズなどは数千円で購入することもできますが、ジャンク品も多いです。

単焦点レンズでも数万円〜10万円近いことは頭の片隅に入れておいてください。

単焦点レンズは各メーカー、撒き餌レンズとしてラインナップされているレンズがあります。

利益度外視だろうなと思う写りなので、導入する価値のあるレンズたちです。

主なメーカーの価格を見てみると3万円前後。

ズームのキットレンズを購入するのであれば、これらの単焦点レンズを導入した方が幸せになります。

画角の感覚が養われる

画角をイメージする画像

単焦点レンズは1つの画角です。例えば50mmや35mmなど、1つの画角しか使うことができません。

1つの画角で撮り続けていくと、画角の感覚が養われます。

どの位置から撮影するとどのように撮れるのかを想像することができるようになるのです。

つまり、撮れる作品の完成をイメージしながら撮影する力が身に付きます。

ズームレンズで撮影すると、なんとなくいい感じに合わせて画角を調整していくと思うのですが、単焦点レンズで撮影を繰り返すことで明確なイメージを持ちながら撮影することで、ゴールの姿が変わってきます。

遠回りのような気もするのですが、何事も急がば回れです。

単焦点レンズで撮影の経験を積むことで、メキメキ写真が上達していくことがわかるでしょう。

zookomi
地道ですが、コツコツ撮ることでどんどん写真は楽しくなります。

撮影のときに工夫が生まれる

単焦点レンズで撮影すると工夫が生まれることを解説する画像

単焦点レンズを使用していると、足を使って撮影していきます。

縛りが強いため、どうしたらよく撮れるのか試行錯誤するようになります。

そうすると工夫が生まれるんですね。

写真はアイディア勝負なところもあり、工夫や視点次第で撮れるものが大きく変わってきます。

焦点距離を絞ることによって、アイディアや工夫が生まれオリジナティのある写真を撮ることができるようになってきます。

例えば、上記の写真は、水たまりに瓶を置いて、単焦点レンズで撮影しました。

それだけでもレンズを通して見ると、ずいぶん写りが違います。

幻想的で、非日常的な雰囲気の写真を撮ることができるのです。

単焦点レンズのボケの大きさを使って工夫すると面白い写真が撮れますよ。

単焦点レンズの3つのデメリット

この章では単焦点レンズのデメリットを解説します。

大きく3つあると考えています。

意識して注意すれぼ大きな問題ではないので、対策も含めて解説していきます。

レンズ交換が面倒・嵩張る

焦点距離のイメージ

単焦点レンズは、一つの焦点距離なので、焦点距離ごとに揃えようとするとレンズの本数が増えて嵩張ります。

またシーンに合わせて焦点距離を決めていくといちいちレンズ交換をしないといけないので面倒に感じます。

レンズ交換をしているときにいいシーンに出会ってしまったら、悔しくて夜も眠れなくなります。

対策として考えられるのは、2つ。対策と言えるかはわかりませんが参考にしてください。

  • 単焦点レンズは持っても2本まで
  • ときには諦めも肝心

対策1 単焦点レンズは持っても2本まで

単焦点レンズは持っても2本までにしましょう。

単焦点レンズが大好きなら止めませんが、レンズは増えれば増えるほど判断の数も増えます。

迷っている間に良いシーンというのは過ぎ去ってしまうんですね。

できるだけ判断の回数を減らすために、レンズは持っても2本にするなど自分なりに制限をかけましょう。

持っていくレンズについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

対策2 ときには諦めも肝心

良いシーンでも諦めることもときには大切になります。

欲張りすぎると、うまくいきません。

欲張らず、自分のイメージしたシーンをしっかりと狙っていきましょう。

単焦点レンズだけで揃えようとすると高コスト

単焦点レンズを焦点距離ごとに揃えようとすると非常にコストがかかってきてしまいます。

例えば1本あたり5万円だとすると、広角から望遠まで揃えると5本から6本になります。

5万円×6本で30万円です。

正直、5万円台のレンズはほとんどありません。その倍の金額がかかると思ってもよいでしょう。

単焦点レンズがよっぽど好きでない限り、単焦点レンズで各焦点距離を揃えていくのはおすすめできません。

もしどうしても使いたい場合は次の対策が有効です。

  • レンタルを活用する

対策 レンタルする

単焦点レンズが好きでたまらない方以外は、レンタルを強くおすすめします。

レンタルだと、3泊4日で数千円〜1万円ほど、サブスクにすると、月数千円から1万円程度で機材入れ替え放題だったりします。

私のおすすめのレンタルサービスはです。

機材の種類も豊富で、借りるのも返すのもめっちゃ簡単。

\ 機材をコスパ良く借りるなら/

レンタルで、試したり使うときだけ借りたりする方がごちゃごちゃにならなくていいですね。

レンズ沼に入り込む

単焦点レンズは焦点距離を一つに絞っている分、写りやボケに特化しています。

解像度の高さや写りの良さは私も含め多くの人を魅了しています。

悲しいかな、レンズ沼へ誘われてしまうんですね。

レンズ沼:一眼カメラの交換レンズを次々と購入してしまう趣味の俗称

「あのレンズがあれば幸せになれる!」という謎の思い込み。

きっと気のせい。撮らなければ写真の上達はありません。

レンズがあっても写真は上手くならないのです。

対策は1つ自分の力量を知る

これに限ります。まず、視点や感性を磨くことをおすすめします。

レンズ沼について書かれている漫画もあって笑えますよ。

著:飯田ともき
¥1,168 (2023/11/06 05:03時点 | Amazon調べ)

ちなみにKindle Unlimitedで読み放題です。カメラ関係の本を読むなら、コスパ高いですよ。

単焦点レンズ導入までの流れ(例)

この章では、単焦点レンズ導入の流れを解説します。

流れは大きく2つあるかなと思っています。

それぞれ見ていきましょう。

キットレンズで好きな画角を知る

1つ目の流れはキットレンズで、自分の好きな焦点距離を見つけてみることです。

ズームレンズにも、焦点距離が記載されています。撮ったら都度見てみたり、撮影したデータを見返してみると良いでしょう。

私の場合は心地よいなと感じた焦点距離は50mmあたりなので、50mmレンズを所有しています。

ちなみに持っているのは、

このレンズ、マジですごいです。

Lightroomを使っている方は、Lightroom内で確認できるのでその中で確認することをおすすめします。

確認の仕方はこの記事で解説しています。

気になったらレンタルしましょう。

その方がトータルコスパが合います。

最初から導入する

最初から導入するのもありです。

キットレンズとのセットを購入するのではなく、最初からカメラと単焦点レンズのセットにしてしまうのもありですね。

最初は焦点距離50mmのレンズがおすすめです。目で見える画角に一番近い焦点距離とも言われています。

または焦点距離35mmのレンズもおすすめです。50mmよりは広い画角で、構図の整理などが難しいところもありますが、テーズルフォトなども撮れるので汎用性の高いレンズが多い印象です。

まとめ|単焦点レンズで確実に写真は上手くなる

今回は初心者こそ単焦点レンズを導入した方が良い理由やデメリットについても解説してきました。

写真に本気で取り組みたいと思っているのであれば、デメリットなんて、たいしたことありません。

現在はレンタルサービスも充実していますし、工夫次第でなんとでもなります。

単焦点レンズは良質なレンズが揃っています。比較的安価なので、初期から導入することは非常にコスパの良い投資ともいえます。

ぜひ、単焦点レンズの素晴らしい世界を体験してみてくださいね。

今回は以上です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。コメントなどいただけると、記事の質向上や励みになります。ぜひお願いします!

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この記事を書いた人

zookomi0124のアバター zookomi0124 東北のフォトグラファー

「おくのほそみち」というテーマで、東北を中心とした写真を撮影しています。
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