【自分でできる】カメラのセルフメンテナンス方法|メンテナンス道具も紹介

カメラのセルフメンテナンスの仕方を解説

こんにちは。東北のフォトグラファーのzookomiです。

この記事はカメラのセルフメンテナンスの仕方を網羅的に解説した記事です。

こんな悩みを解決
  • カメラのメンテナンス方法が知りたい
  • メンテナンスの頻度の目安が知りたい
  • メンテナンスの手順が知りたい
  • メンテナンスの道具が知りたい
  • カメラのセルフクリーニングに不安がある

この記事を読むとカメラ・レンズのメンテナンス方法が一通りわかります。

カメラは高価なものだからセルフメンテナンスは不安だという方は特に必見。

セルフメンテナンスしないと逆にカメラやレンズの寿命を縮めてしまうかも……

zookomi
せっかく買ったのに、それはもったいない!

定期的にメンテナンスしていると、売却する時なども高値が付くこともあるので、カメラやレンズを労ってあげることは大切な事ですね。

それではいきましょう。

目次(タップできる目次)

清掃頻度

カメラの清掃の頻度は、基本的には使ったら簡単なメンテナンスはした方がいいです。

入念に行うのではなく、チリや埃を取り除いておく程度で大丈夫です。

毎日使うのであれば、センサーやレンズのメンテナンスは週に1回程度行えるといいでしょう。

少なくとも月1回はできると、カメラやレンズの寿命も長く保つようになります。

長期間使用しないのであれば、しっかりとメンテナンスして、防湿庫やドライボックスにしまっていることがカビなどの発生を防いでくれます。

  • 基本的には使ったらメンテナンスが理想
  • 毎日使うならセンサーやレンズのメンテナンスは週に1回は行う
  • 少なくとも月に1回はメンテナンスしたい

清掃する箇所と手順

清掃する箇所は次の通り。

  1. カメラのボディ
  2. カメラのセンサー
  3. レンズ

清掃の手順もあわせて解説していきます。

「カメラって繊細そう。」というイメージをお持ちの方もいるかと思います。

正しい方法で行うことで、その心配は払拭できるはずです。

カメラのボディ

まずはカメラのボディから。

STEP
カメラ表面のチリをブロワーで取り除く

カメラに付着しているチリや埃を取り除きましょう。

カメラは入り組んだ作りになっているので、ブラシやクリーニングシートが入らない箇所があります。

そこで使うのがブロワーです。

空気圧でチリや埃を飛ばしてくれます。

STEP
カメラの表面をクリーニングシートで拭く

ブロワーでチリや埃を吹き飛ばしたらクリーニングシートでカメラの表面を拭きます。

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STEP
液晶モニターやファインダーもあわせて拭く

カメラの表面を拭いたら、何気に汚れているファインダーや液晶モニターもクリーニングペーパーで拭きます。

ファインダーは隅っこに汚れが溜まりやすいので、気になる方は綿棒に洗浄液を染み込ませて拭いてください。

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STEP
SDカードスロットやバッテリー室も忘れずに

SDカードスロットやバッテリー室は意外とチリや埃が溜まりやすい場所です。

カメラのSDカードスロットの清掃についての解説画像
カメラのバッテリー室の清掃についての解説画像

なかなか手で取るのは大変なので、ブロワーを使って吹き飛ばしてしまうといいでしょう。

イメージセンサー

次にカメラのイメージセンサーです。

最近のカメラの主流はミラーレスカメラになってきました。

ミラーレスカメラはイメージセンサーがむき出しなので、ゴミが付着しやすいんですよね。

しかし、イメージセンサーは傷がついてしまったら、修理代が高額になっしまう場合があります。

そう考えると、メーカーや専門の方に頼むのもありです。

近くにセンサークリーニングしてくれる方がいない所にお住まいの方や、清掃にコストをかけたくない方は、自分で行うのがいいでしょう。

センサーに傷が付くなどの「リスクが高い」と感じる方にはおすすめしません。

私は、セルフでセンサークリーニングしていますが、大きな問題は今のところ発生していないので自分でしています。

イメージセンサーのセルフクリーニングを7つのステップで手順を解説します。

STEP
汚れを確認する

まずセンサーの汚れを確認します。

確認する方法は

  1. 背景が白い場所で撮影する
  2. 撮影するときはF値を大きい値で設定する(F16〜F22)
カメラのイメージセンサーの汚れを確認の仕方を解説する画像
STEP
カメラのアンチダスト機能を使う

カメラに付いているアンチダスト機能を使います。

付いている機種と付いていない機種があるので、確認してみてください。

センサークリーニングを行います。

センサークリーニングを実行します。

汚れは期待するほど取れませんが、汚れが取れやすい状態になります。

STEP
ブロワーで埃を除去

センサーをクリーニングした後は、一度ブロワーで埃やチリを飛ばしてください。

STEP
クリーニングキットを使ってクリーニング

クリーニングキットを使用しクリーニングしていきます。

使うのはこちら。

まず、クリーニング液を片面に1〜2滴程度染み込ませます。

カメラのセンサークリーニングを解説した画像
STEP
センサーを清掃する

クリーニング液を染み込ませた方で一度拭き取ります。

カメラのセンサークリーニングの仕方を解説した画像
STEP
仕上げをする

クリーニング液を染み込ませていない片面でクリーニング液を拭き取る感じでセンサーを拭きます。

STEP
汚れの確認をする

最後に汚れの確認をします。

背景が白い場所でF値を大きい値にして(絞って)撮影をします。

最初に確認した汚れがついていなければクリーニング完了です。

カメラのセンサーの汚れの確認の仕方を解説した画像
清掃前
カメラのセンサーの汚れを確認する方法を解説した画像。
清掃後

汚れはほぼなくなりました。

これでセンサークリーニング完了です。

動画でも簡潔に解説されているので、こちらも参考にしてみてください。

使用した道具はこちら

レンズ

レンズの清掃の仕方を解説します。

レンズもメインで共に戦ってくれるアイテムなので、よく汚れます。

前玉と後玉があるので、それぞれ清掃してあげましょう。

レンズの清掃も簡単です。

4つのステップでサッとできますよ。

zookomi
センサーのクリーニングに比べたらなんてことないです!

使用する道具はこちら。

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手順は前玉も後玉も同じ手順です。

STEP
ブロワーで埃やチリを飛ばす

まず、ブロワーで埃やチリを飛ばします。

STEP
レンズクリーナーで拭き取る

次に、レンズクリーナー(ペーパー)で拭いてあげましょう。

STEP
クリーニングクロスで拭く

レンズクリーナーで拭くと、跡が残ることがあります。

跡が残らないようにするために乾いているクリーニングクロスで、拭き取ります。

STEP
レンズペンで拭く

仕上げに、レンズペンを使用してきれいにします。

清掃に使う道具まとめ

使用する清掃道具をまとめたいと思います。

これらアイテムがあれば、カメラはセルフメンテナンスできますよ。

ブロワー

まずはブロワーです。

カメラのメンテナンスには必須のアイテムです。

ブロワーも中に埃が溜まるので、定期的に買い替えたいですね。

クリーンングぺーパー

クリーニングペーパーです。

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カメラのボディも、レンズも両方掃除できてしまう優れもの。

安価でたくさん量が入っているので、買っておいて損はないでしょう。

クリーニング液と別になっているものでもいいですね。

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クリーニングクロス

ファインダー、液晶、レンズを拭くときに最適。

なんならパソコンの画面なども拭けてしまうので優れものですね。

レンズペン

軽くセルフケアしたいときに最適。

ブラシもついているので、細かいところの清掃もできてしまいます。

仕上げにも使えます。

センサークリーナー

センサーの清掃が心配な方はメーカーやカメラの販売業者にお願いするのがおすすめですが、セルフメンテナンスしたいよって方は、キットを使用するのが良いでしょう。

保護・保管しておくことも大切

カメラやレンズの日々のケアも大切です。

その他にも、保護したり、保管したりすることで、より長く機材を使うことができます。

この章では保護・保管方法を解説していきます。

レンズフィルターの装着

レンズは落としたり、ぶつけたりすると意外と簡単に傷が付きます。

傷が付くと、ショックはかなり大きく、しばらく撮影やめようかななんて思うようになってしまいます。

そんなことにならないように、レンズフィルターを装着することをおすすめします。

レンズフィルターの装着をお勧めする画像

フィルターをつけることで、埃やチリの侵入もある程度防ぐことができますし、傷なども防止できます。

ただ、注意点が一つ。

レンズフィルターが割れたときです。

粉々になった破片が逆にレンズを傷つけてしまう可能性があるので、フィルター壊しそうだと思う方はやめておいたほうがいいです。

価格もピンキリです。

守るだけなら安価な方で十分ですが。

高価なものになると、撥水機能がついたり、埃がフィルターにつきにくくなったりするので、意外と割に合いますよ。

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ちょっと違うのですが、違う表現ができるフィルターもあるので、守るのと合わせて表現を変えてみるのもありですね。

防湿庫での管理

カメラやレンズをカビなどから守ってくれる頼もしい味方。

それが防湿庫。

ドライボックスという選択肢もありますが、個人的には防湿庫一択です。

なんといっても管理が楽。

最近ではサイズ展開や色展開(白・黒)もあり、家の家具とも相性がいいもの多いです。

比較的安価に導入できるものもあるので、調べてみてもいいですね。

コスパで選ぶなら、Re:CLEAN。

昔からある防湿庫のメーカーといえば東洋リビング。

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私は東洋リビングを使用しています。

電源を入れてるだけで、適切な湿度を保ってくれるので重宝しています。

カメラのボディシートを貼る

カメラやレンズを守るシートも実はあります。

私はカメラのボディに付けています。

カメラの保護シートを解説した画像

ボディシートをつけていると、「ただものではない感」が出るのでなんかいいです(笑)

そもそもカメラを守れるのか?というと、守ってくれています。

使っていると、不意にぶつけたりすることもたまにあるのですが、そのくらいであれば全く傷が付くことはありません。

シートを貼るのが若干大変ですが、丁寧に行えば全く問題ないのでぜひ試してみてください。

まとめ|メンテナンスは定期的に

この記事では、カメラやレンズのセルフメンテナンスについて解説してきました。

定期的にセルフメンテナンスをすることで、お持ちの機材を長く使うことができます。

長く使うということは愛着を持って使うことができますね。

メンテナンスしていると、いざ売るときにも多少ですが、高く売ることができます。

ぜひ、ご自身でメンテナンスして気持ちの良いカメラライフを送りましょう。

今回は以上です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。コメントなどいただけると、記事の質向上や励みになります。ぜひお願いします!

カメラのセルフメンテナンスの仕方を解説

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この記事を書いた人

zookomi0124のアバター zookomi0124 東北のフォトグラファー

「おくのほそみち」というテーマで、東北を中心とした写真を撮影しています。
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