機材の選び方

【撮影に持っていくレンズは何本が最適?】持っていくレンズを最適化するメリットを解説

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こんにちは。zookomiです。

常日頃から写真を撮る皆さん。

普段の撮影や旅に持っていくレンズは何本ですか?

買うときは、「このレンズがあれば自分は幸せになれる!」と思い、購入したはいいものの防湿庫に冬眠しているレンズが複数ありませんか?

なんなら、たくさんのレンズがあっていざ撮影というときに判断に迷うことがありませんか?

機材をカメラバックに詰め込んで、1日中歩き回り、謎の筋トレになった経験はありませんか?

今回の記事は持っていくレンズを最適化(絞る)することのメリットについてお話しします。

この記事でわかること

・持っていくレンズを絞るメリットがわかる。

・なぜ絞るのか、その理由がわかる。

・防湿庫がすっきりするかも?

それでは解説をしていきます。

目次で項目を押せばそこまで飛べるので、全部読むのが大変な場合、気になる場所まで飛んでみてください。

今持っているレンズは3本

レンズのイメージ写真

私が現在持っているレンズは3本です。

これは今後変わるかもしれません。

撮影する対象が変わっていく可能性もあります。

それに伴って必要なレンズが変わってきます。

また少し増えるかもしれません。

ただ、現在持っているレンズは3本です。

皆さんの参考になれば幸いです。

その3本を紹介します。

①Sony FE24-70mm F2.8GMⅡ

②Sony FE70-200mmF2.8GMOSSⅡ

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③Sony FE50mmF1.2GM

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この3本です。

3本に至った理由

私も持っているレンズは、以前はズームレンズ3本と単焦点レンズ3本の計6本とか、それ以上だったこともあります。

写真を撮り続けていくうちに、こんなにレンズは必要なのか?と考えるようになってきました。

理由は

・カメラバックに収まらなくなってきたから。

・使わないレンズが出てきてたから。

・持っていくときも撮影するときも迷うから。

1 カメラバックに収まらなくなってきたから

レンズが増えてくると、だんだんとカメラバックに入らなくなってきますよね。

私が現在使っているカメラバックはピークデザインのエブリデイバッグの20L(黒色)です。

 

持っていったはいいけれど、とても重い。

疲れてしまう。

疲れたから、休憩のために喫茶店に入る。

余計なお金を使うなど、謎のループが発生してしまうこともあります。(笑)

入り切らなかったら、カメラバックを大きくすればいいのではないか?

と考える方もいると思います。

私は、それもありだと思っていますし、その考えで私もカメラバックも大きくしていきました。

「たくさん入るカメラバック最高!」とか思って使っていました。

でも重さに耐えられないのと、カメラバックを大きくしても入らないレンズが出てきてしまったんです。

あるときから、大きくする・増やすよりも小さくする・減らすことを意識するようになりました。

2 使わないレンズが出てきてしまったから

せっかく買ったのに、使わないってもったいないですよね?

撮影に行く前日に、レンズを準備していたら、ふと気付いたことがあったんです。

いつも手に取るレンズ同じじゃないか?と・・・

つまりほぼ使っていないレンズが出てきてしまったんです。

1年に一回とか〇〇用に買ったレンズとか1回しか使ってないレンズとかが増えてきてしまいました。

もし、使うときが来たらレンタルで十分なのではないかと考えました。

3 持っていくときも撮影するときも迷うから

個人的にはこれが一番苦しかったです。

前日にいろいろ考えて、選ぶ作業はしんどかったです。

しかも使わないレンズが出てくるのに、です。

さらに、撮影中、「今はどのレンズが最適なんだ?」と考えていると、良い瞬間を逃してしまうなど、あってはならない事態も起きてきました。

確かにレンズによって表現が変わります。しかし、それが本当に最適なレンズなのかどうかは正直わかりません。

ごちゃごちゃとレンズについて迷うのであれば、いっそ持っていくレンズを制限し、集中して被写体と向き合うことを考えました。

写真を撮るときに迷いは大きな敵だと思っています。

それを、道具を制限することで多少克服することができると考えています。

持っていくレンズを少なくするメリット5選

最適化をイメージさせる写真

1 視点が養われる

1つ目は持っていくレンズを最小限にすると、視点が養われます。

限られた画角の中で、最良の構図や被写体との距離感を探したりと工夫が生まれます。

例えば、前景に何かを入れ込んでみたり、人を配置してみたりするなど工夫の余地が出てきます。

私はズームレンズがメインなので、画角には幅があるので、その中で考えていますが、さらに、追い込むのであれば単焦点に絞り、縛りを強くするのもありです。

手持ちのレンズで、そのときに撮れる最高を見つける楽しさとも出会えます。

2 狙いが明確になる

2つ目は狙いが明確になります。

どういうことかというと、まず自分の撮りたい写真のイメージを真っ先に狙うようになります。

撮影するときはある程度イメージしたりシミュレーションをしたりして撮影当日を迎えると思いますが、それがよりはっきりとイメージできるようになってきます。

狙いが定まるということは、迷いがなくなり、集中できるということです。

3 身軽になれる

3つ目は身軽になれます。

持っていくレンズが少なくなると、カメラバックも軽くなります。(正直それでも重い時があります。)

私は3本持っているので、それを入れれば準備は終わりです。

準備自体は5分もかかりません。

サクッと準備して、次の日に備えられます。

また、ストリートスナップを撮影する方は、突然の雪な、特別な天候に対応するとき、いちいち考えている余裕はないのではなでしょうか?

短い時間で準備ができるのであれば、それに越したことはないと思います。

サクサク撮影に行けます。

撮りたいものが明確になってくる

4つ目は撮りたいものが明確になるということです。

これは、よく使う画角にも繋がってきます。

例えば私の場合は、50mm~200mmが多く、広角側の焦点距離を極端に使っていませんでした。広くても30mm、24mmです。

つまり、自分がよく撮影する被写体は、標準から望遠の距離感に収まるものが多いということです。

普段は風景や寺社仏閣を撮影することが多いです。

風景を望遠で切り取ったり、寺社仏閣を標準域で見たままの美しさを表現するといった写真が多いです。

人間の目を超えた広角のパースの効いた表現はあまり使わないです。

レンズを最適化するということは、自分の好みの焦点距離を見つけるということです。

そうすることで、自分はどう撮りたいのか、また何を撮りたいのかが明確になってきます。

自分の強みにつながる

5つ目は、強みにつながるということです。

あの人といえば望遠レンズをたくさん使うようね、とか、広角レンズの表現がすごいよねとか、ありのままを写し出しているよねとか、その撮影者のキャラにつながります。

つまりそれは自分の強みということになります。

SNS上の話ですが、私はどちらかというと、望遠側で撮影した写真の反応が良いので、どれかといったら望遠の人というキャラクターです。

東北の風景×望遠のような位置付けになります。

キャラクターに縛られれないように気を付ける必要はありますが、ある程度こんな人というのは大切になってくると感じます。

最適化する方法

道のりのイメージ写真

具体的に最適化する方法を解説します。

そこまで難しいことではありません。

ただ、レンズは高額なものなので、一度手放すのはもったいない気がしてなりません。

しかし、使わないで、防湿庫や部屋の面積を圧迫してしまっている方がもったいないと思います。

売ったりとかしなくても、手持ちのレンズを見直してみるのは良いのではないのではないでしょうか?

1 ライトルームでよく使う焦点距離を確認する

ライトルームの機能で確認することができます。

レンズや焦点距離の確認の仕方

①焦点距離を調べたい写真を選択します。

②ライブラリーフィルターのメタデータで「レンズの焦点距離」の項目を選択します。

③選択した写真の焦点距離がわかります。

ライトルームで焦点距離の確認① ライトルームで焦点距離を確認②

2 よく使うレンズを確認する

レンズの焦点距離の他に、よく使うレンズも確認しましょう。

ライトルームでよく使うレンズの確認

私の場合、標準レンズが圧倒的で、その次に望遠レンズを使用していました。

広角はほぼ使っていないことがわかります。

3 手持ちレンズを検討する

よく使うレンズや焦点距離を見ているとだんだんと自分のスタイルが見えてくると思います。

逆に、広角側を増やそうとなるかもしれませんし、好きな焦点距離を極めようともなるかもしれません。

一度手持ちのレンズを検討するのも良いでしょう。

私の場合は、広角レンズを手放してみました。

必要になったらまた購入するかもしれませんが、今は使う場面が多くないのでレンタルで十分かもしれませんね。

撮れなくて悔しいへの対策

悔しさを表現する写真

レンズがないと撮りたくても撮れない場合が出てきます。

せっかく来たのに、とかいいシーンなのにとかあると思います。

その時は悔しいですよね。

その瞬間しかないのですから。残したいという気持ちが強くなるのはとてもよくわかります。

撮れなくて悔しいという気持ちは実は、他人目線が強すぎるからくるものなのではないかなと私は考えます。

どういうことかというと、人に見せるには、これではダメ。という思考です。

人に見せるのも大切です。せっかく撮影したのですから。

しかし、まず自分が納得することが大切なのではないかとも思います。

その悔しいは、SNSで伸びなさそうとか、全く映えないとかそんな気持ちが隠れていませんか?

一度立ち止まって、考えてみる。

本当に悔しい、どうしても撮りたいなら、複数台のカメラ、準備できるだけのレンズを持っていくしかないです。

自分が今撮れるベストを考えるのが大切で、それが自分らしさや写真への上達につながります。

まとめ

今回のまとめです。

 

まとめ

◯現在の私の手持ちレンズは3本

理由

・カメラバックに収まらなくなってきたから。

・使わないレンズが出てきてたから。

・持っていくときも撮影するときも迷うから。

 

◯持っていくレンズを最適化するメリット5選

1 視点が養われる

最良の構図や被写体との距離感を探したりと工夫が生まれる。

2 狙いが明確になる

迷いがなくなり、集中できる。

3 身軽になれる

サクサク撮影に行ける。

4 撮りたいものが明確になってくる

レンズを最適化するということは、自分の好みの焦点距離を見つけるということ。

そうすることで、自分はどう撮りたいのか、また何を撮りたいのかが明確になってくる。

5 自分の強みにつながる

自分のキャラクターや何をどう撮る人という位置付けになる。

 

◯最適化する方法

1 ライトルームでよく使う焦点距離を確認する

2 よく使うレンズを確認する

3 手持ちレンズを検討する

◯撮れなくて悔しいへの対策

撮れなくて悔しいという気持ちは実は、他人目線が強すぎるからくるものなのではないかなと私は考えている。

自分が今撮れるベストを考えるのが大切。

今回は以上です。

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