【最強のスナップシューター】コンパクトは正義!GRⅢxレビュー 作例あり!

こんにちは。東北のフォトグラファーのzookomiです。

GRはコンパクトでいつでもどこでも持ち運べ、画質も良い、最強のスナップシューターとして多くの人々に愛されてきた名機です。

もともとGRシリーズは現在までGRⅢまで発売されており、スナップ向けに28mmの画角で作られています。

GRⅢx40mmという画角で2021年に突如として発表され、多くのGRファン、カメラファンを驚かせました。

個人的には画角が28mmだと広すぎだなと感じていたのが、40mmという絶妙に使いやすい画角になったことで、購入に至りました。

今回はそんな私のGRⅢxを実際に使用して感じた良い点いまいちな点を率直にレビューしていきます。

結論としては、どこにでも持ち出せる快適さ。気軽に撮りに行けるフットワークの軽さを手に入れましたね。

写真を撮る楽しみが一層強まりました。

メリットデメリット
軽くて小さい。どこにでも持ち出せるコンパクトさ
40mという絶妙な画角
気軽にできるマクロ撮影
シンプルで完成された外観
安心の手ぶれ補正
0.8秒の爆速起動
モノクロがクールでかっこいい
秀逸なイメージコントロール
片手で操作できる快適性
バッテリーの保ちがいまいち
沈胴設計によるゴミ問題
撮影後の確認画面の画質があまりよくない
AFが多少迷う
防滴防塵でない
タップするとその項目に飛べます
GRⅢxがおすすめな方
  • スマホよりもボケや雰囲気を楽しみたい方
  • フットワーク軽く撮影したい方
  • 小さくて写りのいいカメラを検討している方
  • 子育て中で、子どもの成長を気軽に記録したい方

ただ、2023年7月の時点で、供給不足になっており納期が約3ヶ月となっているようです。

手に入れるなら、とりあえず注文しておくのが吉。

目次(タップできる目次)

主なスペックまとめ

GRスペック
レンズ構成5群7枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離・F値26.1mm (35ミリ判換算で約40mm相当)、F2.8~F16
有効画素数約2424万画素
感度(標準出力感度)ISO100~102400
手ぶれ補正あり(3軸補正)
撮影距離範囲(レンズ先端から)標準:約0.2m~∞、マクロモード:約0.12m~0.24m
NDフィルター 内蔵
クロップ50mm、71mm、オフ
イメージコントロール多数
自動水平補正あり
電池寿命撮影可能枚数:約200枚
※満充電のリチウムイオンバッテリー使用、23℃、撮影枚数はCIPA規格に準じた測定条件による目安ですが、使用条件により変わります。
外形寸法約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
質量約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約232g(本体のみ)

※その他のスペックはRICOHの製品ページから

私がGRⅢxの特に素晴らしいと感じたのは、大きさに対しての画素数の高さです。

幅約10cm、高さ約6cm、厚さ約3.5cm、重さがなんと260gのコンパクトでありながら約2400万画素あります。

撮影したデータを確認すると「こんなに写ってるの!?」と感動しました。

他にも良い点がたくさんあります。これから見ていきましょう。

9の良い点(メリット)

安心感を表す写真

1 軽くて小さいどこにでも持ち出せるコンパクトさ

GRⅢxを持ったときのイメージ画像

GRⅢxの最大のいい点は、軽くて小さいコンパクトさです。

どのくらいコンパクトかというと、ポッケットにも入る大きさです。(若干厚みを感じるので、違和感はあります。)

大きさを見てみると幅約10cm、高さ約6cm、厚さ約3.5cm、重さがなんと260gです。

フルサイズのカメラのレンズ1本にも満たない大きさです。

コンパクトは正義。

いつでもどこでも持ち出せるというのは最大の強みです。

散歩に持ち出すにも苦にならない大きさで、いつもの散歩が特別に楽しいものになります。

「写真に残したい!」と思ったときにすっと取り出してシャッターを切れるのはありがたいですよね。

例えば

  • 光の入りが良い屋内
  • 夕日が綺麗な日
  • 面白い看板や壁を見つけた
  • 子供や彼氏、彼女が良い表情しているな

など、いいと思った瞬間に即座に対応できます。

まさに最強のスナップシューターというにふさわしいでしょう。

2 40mmという絶妙な画角

GRⅢx作例

GRシリーズは28mmという画角で作られていました。

私の個人的な感覚ですが、28mmは若干広くて構図を整理するのが難しいと感じていたのでGRの購入は見送っていました。

しかし、まさかのGRⅢxが40mmの画角で発売され、心が揺れました。

「40mmって、めっちゃちょうどいい画角じゃないですか……」と心の中で思っていました。

40mmという画角は、広すぎもせず狭すぎもしない絶妙な画角だと感じています。

あまり一般的ではない画角のように思いますが、実は昔からある画角なんですよね。

絶妙な画角に収めていると思います。

スナップ撮影は35mm~85mmくらいの間で撮影することが多いので、個人的にはドンピシャの画角でした。

ポートレートを撮るときにも、35mm~50mmをよく使うので、何気ないポートレートにも使うことができ、重宝します。

3 気軽にできるマクロ撮影

GRⅢxマクロ

GRⅢxにはマクロ撮影機能が付いています。

マクロモードでは0.12mまで寄れるようになります。

0.12mというと約10cm。だいぶ被写体に寄ることができますね。

マクロモードにするのは、ボタンひとつでできます。

GRⅢxマクロモードのボタン位置

フード撮影や花の撮影など、マクロで撮影したいときは瞬時に切り替えて撮影することができ、手軽です。

マクロ撮影も40mm、50mm、71mmとクロップすることで3つの画角で撮ることができます。

その代わり、画質が下がってしまいますがスマホで楽しむ程度であれば問題はないでしょう。

焦点距離(サイズ)画素数
40mm(6000×4000)約2400万画素
50mm(4800×3200)約1536万画素
71mm(3360×2240)約750万画素

4 シンプルで完成された外観

GRⅢx外観の画像

GRⅢxは黒で統一された外観で、アップデートされても大きく変わらない外観は完成された美しさです。

持ったときのグリップ力もあり、持ちやすい設計です。

GRⅢx外観の各ボタンの説明画像
GRⅢx外観の操作性のしやすさの画像

各ボタンが右側に集中しているため迷いなく操作することができます。

直感的に操作できるのはありがたいですね。

5 安心の手ぶれ補正

GRⅢx作例

GRⅢxには手ぶれ補正もついています。

「いやコンパクトなのに、機能付きすぎでしょ……」と感じるかもしれませんが、付いてるんです。優秀ですよね。

GR IIIに搭載している手振れ補正はセンサーシフトタイプと言うもの。
磁石の力で撮像素子を動かすことで、角度ぶれと回転ぶれ、3軸方向の補正に対応します。補正効果はシャッター速度換算で4段(CIPA基準)です。

手軽に高精細な描写が楽しめる裏では、この機構が文字通り縦横無尽に動き回り、手振れを抑えているという訳です。

※GRオフィシャルブログより引用

3軸4段の手ぶれ補正です。

コンパクトでなので重さによるぶれはほぼありませんが、取り出してすぐに撮影するとなると、やはり手ぶれが起きてしまいます。

手ぶれ補正が効くので、ちょっとしたや夜景撮影やスローシャッターでの撮影もできます。

内蔵NDフィルターも手ぶれ補正が効くからこそ効果が発揮されます。

表現の幅が広がり、様々な楽しみ方ができますね。

6 0.8秒の爆速起動

転送速度をイメージさせる写真

GRⅢxは起動までの時間はなんと0.8秒

最強のスナップシューターは、どんな瞬間も逃さないように爆速で起動します。

ONのボタンを押して、速攻で撮影できます。

起動まで1秒かかりません。

以前のGRⅡでは1秒でした。GRⅢは0.8秒と0.2秒短縮しています。

細かいように見えますが、大きな0.2秒。ユーザーのことを考えた改善をしてくれることが多くの人に愛される理由だと感じています。

※YouTubeチャンネル TAKAHITOの動画より

7 モノクロがクールでかっこいい

GRⅢxモノクロ作例

GRと言ったらモノクロ写真です。

GRⅢxにはモノトーン、ソフトモノトーン、ハードモノトーン、ハイコントラスト白黒の4つのモノクロの表現があります。

GRⅢxイメージコントロールの画像
※RICOHホームページより引用

モノクロだけで4つの表現があるのは様々な楽しみ方ができます。

好みのモノクロのイメージを見つけてみてください。

個人的にはハイコントラスト白黒が好みです。

しかも、モノクロがGR独特の表現でかっこいいんです。

GRⅢxハイコントラスト白黒作例

何気ない光景ですが、白黒にすることで飛んでいる鳥が強調され雰囲気のある写真にっています。

かっこよくて、しびれました。

RICOHのモノクロの表現にもこだわっているのはすばらしいですね。

8 秀逸なイメージコントロール

GRⅢxモニター画面の画像

GRⅢxには12種類の基本のイメージコントロールが備わっています。

イメージコントロール:仕上がりを自動または手動で調整できる機能。

GRⅢxイメージコントロールの画像
※RICOHホームページより引用

設定すると上記の写真のような仕上がりになります。

撮って出しで良い感じに仕上げてくれる機能です。

さらに、彩度やコントラスト、明瞭度など細かい設定もGR内で調整することができるので、自分の好みの色味や雰囲気に仕上げることができます。

カメラ内で設定ができるので、PCに写真を取り込んで現像する手間が省けます。

個人的におすすめ!

カラー:ポジフィルム調、ネガフィルム調

モノクロ:ハイコントラスト白黒

実際に使ってみて様々なイメージコントロールを使って楽しんでみてくださいね。

9 片手で操作できる快適性

GRⅢx外観の操作性のしやすさの画像

GRは右側にボタンが集約されており、右手で様々な操作が完結できる作りになっています。

GRⅢx外観の各ボタン

撮影に集中できる作りで、マクロモードにするにしてもISOの設定を変更するにしても撮影中でもすぐに変更することが可能です。

特にマクロモードにするのが、親指一本でできるのはありがたいですね。

GRⅢxマクロモードのボタン位置

Fnボタンにはカスタム機能がついているので、自分がよく使う機能をカスタムしておくことで、より操作性は向上します。

5つのいまいちな点(デメリット)

面白みのなさを表す画像

1 バッテリーの保ちがいまいち

バッテリーのイメージ

GRⅢxバッテリー1つに対して撮影枚数は約200枚

スナップ撮影だと圧倒的に足りないです。

しかし、コンパクトさを取るとバッテリーの大きさも小さくするしかないのだと思います。

やはり、一日通して撮影したい方は予備バッテリーを準備しておく必要があるでしょう。

心配な方は予備バッテリーが2本あると安心ですね。

バッテリーもコンパクトなので、2本増えても正直苦にはなりません。

予備バッテリーを複数本持つのも対策の一つですが、無駄打ちしないとことも大切だと私は考えています。

少ない枚数しか撮影できないのであれば、構図やタイミングなどにこだわるのもありですね。

2 沈胴設計によるセンサーのゴミ問題

GRⅢxの沈胴

GRⅢってレンズ一体型だから、センサーゴミには無縁なのでは?と思われる方もいるのではないでしょうか?

しかし、GRは沈胴設計。

沈胴設計とは:カメラの電源を入れるとレンズがボディーから出てくる仕様のこと。

沈胴設計のカメラは電源をON・OFFしている隙にゴミが隙間から侵入してしまうことがあります。

レンズ交換式のカメラに比べたらゴミは入りにくいですが、設計上ゴミが入ってしまうという認識は持っていた方がいいでしょう。

対策としては、アダプターなどをつけることである程度防げるかもしれませんが、コンパクトが売りのGRをわざわざ大きくする必要はないと思います。

ライトルームなどの現像ソフトなどで消していくことが、個人的にはおすすめです。

現在はスマホでも簡単に写真に付いているゴミ取りができるので、大きな問題ではないでしょう。

しかし、雨のときは対策しておくと安心です。

3 撮影後の確認画面の画質があまりよくない

デメリットを伝える

撮影していて感じるのが、ライブビューを見ながら撮影する中で、シャッターを切った後に出てくる確認の写真の画質がいまいちです。

確認時の数秒間だけの話なのですが、なんというか、「ガビっと」している感じです。

パソコンにデータを取り込んだ後に見るとしっかり写っているので、心配する必要はありませんが、その場で確認する場合は頼りないなといった印象を受けました。

スナップシューターは撮った瞬間の写真の確認はしないのかもしれませんが、確認の写真の画質がイマイチだと、「あれ?撮れてる?」と心配になります。

数秒の話なので気にならない人は気になりません。

4 AFが多少迷う

ピントの迷いを表す画像

AFが多少迷います。

設定にもよりますが、狙ったところにピントが合わなかったり、認識しないことがあります。

特に動き物には弱い印象です。

それはそれで、「GRなら許せるよ」みたいな空気を感じることもありますが、自分の思い通りの写真を目指すのであれば弊害に感じます。

また、の撮影のAFはかなり厳しいです。

すでにこれだけコンパクトに設計されていて、さらにパワーアップしてと言うのはあれですが、最強のスナップシューターとしてAFの向上は必須だと思っています。

ただ、内蔵NDフィルターなどを使ってぶれを楽しんだり、ピントを外すことを楽しんだりするのは、自分の固定観念を崩してくれる大切な要素です。

不自由さがあるからこそ考えるので、楽しみながら写真力の向上を目指すのもありでしょう。

そう考える方が写真は楽しくなりますね。

5 防滴防塵ではない

防滴防塵ではない画像

ストリートスナップを撮る上では、雨の日は絶好の撮影日和です。

GRⅢx防滴防塵ではないので、雨の日に持ち出すのは億劫になってしまうかもしれません。

沈胴式の設計ゆえ、雨の湿気をカメラ内部に取り込んでしまう可能性もあります。

気にしないのが一番ですが、約10万円のカメラなので壊れないか心配ですよね。

コンパクトな設計なので、傘をさしながら撮影するのも楽勝です。

さらに対策としてはカメラは大きくなってしまいますが、レンズアダプターとレンズフィルターの組み合わせがおすすめです。

この二つを組み合わせることで、ほこりも水滴なども防ぐことができます。

修理代に比べるとだいぶ割安なので、取り入れておくのもありですね。

作例

スタンダード

GRⅢxスタンダード作例

ポジフィルム調・ネガフィルム調

GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例
GRⅢxポジフィルム調作例

ハイコントラスト白黒

GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例
GRⅢxハイコントラスト白黒作例

GRⅢxの口コミ:良好ですばらしい作例がたくさんある

X(旧Twitter)上でも、GRⅢxに関する投稿をたくさん見ることができます。

好評な反応が多く、使っていての満足度が高いようです。

一緒にそろえておきたいアクセサリー6選

予備バッテリー

バッテリーは1本あたり200枚撮影することができます。

200枚だと心配なので、予備バッテリーが1本か2本あった方がいいでしょう。

バッテリーチャージャー

充電する際に、本体に線を繋いで充電するのですが、そうするとUSB(タイプB)が必要になります。

コンセントではないので、制限がありどこでも充電できるとはなりません。

バッテリーチャージャーがあるとコンセントに繋いで充電できるのでおすすめです。

だいぶ快適です。

液晶保護フィルム

ファインダーは別売りで、液晶モニターを見ながら構図を整えるなどします。

出し入れする時にも、液晶モニターは剥き出しのままなので、保護フィルムを貼ることをお勧めします。

傷ついた画面だと、色々とみにくくなってしまいますよね。

SDカード

GRⅢxには内蔵メモリが付いているので、それに保存もできますが、容量は当然少ないです。

SDカードは必須のアイテムでしょう。

アダプター(雨対策)

雨対策として使えるのがアダプターとフィルターのセットです。

もし防滴防塵でない仕様が気になるのであれば導入することをお勧めします。

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レンズフィルター(雨対策)

上記のアダプターと同じく雨などの対策のためにあっても良いでしょう。

まとめ:GRⅢxは最高に楽しいカメラ

GRⅢx最高に楽しカメラです。

持ち出しやすすぎる機動力

イメージコントロールや内蔵NDフィルターなどによる表現力の高さ

すばらしいカメラだと感じました。

バッテリーの保ちが悪かったり、防滴防塵ではなかったりともう一歩のところがありますが、対策していけば何も問題ない最高の相棒になるカメラです。

不自由だからこそ楽しめる表現があります。

写真の楽しさを教えてくれるカメラです。

一家に一台GR、ありです。

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この記事を書いた人

zookomi0124のアバター zookomi0124 東北のフォトグラファー

「おくのほそみち」というテーマで、東北を中心とした写真を撮影しています。
ブログの趣旨
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