【ブラックミスト No.05レビュー】付けるだけ!映画のような写真が撮れる傑作フィルター|作例あり

ブラックミストNo.05レビュー

こんにちは。zookomiです。

この記事はフィルターのメリットと、フィルターの中でも特に人気で気になっている方も多いレビュー記事です。

この記事がおすすめな方
  • フィルターについて知りたい方
  • ブラックミストNo.05に興味がある方
  • ブラックミストNo.05の効果を知りたい方

日々写真を撮影している中で、いつもと少し違った雰囲気の写真が撮りたいと思ったり、撮る写真がどこか物足りないと感じたりすることはありませんか?

zookomi
僕はよく物足りなさを感じてしまいます。

皆さんはどうでしょうか?

写真の雰囲気を速攻で変えたいときはフィルターがおすすめ。

装着するだけで写真の雰囲気がガラッと変わりますよ。

中でもはSNSで爆発的に拡散され、今では人気のフィルターとなりました。

装着するだけでドラマチックな雰囲気の写真が撮れるフィルター。

価格も安価で、コスパのいいアイテムです。

ブラックミストの作例

これから解説していきますが、まずメリットデメリットをまとめました。

メリットデメリット
ドラマチックな雰囲気を手軽に作れる
安価に取り入れることができる
撮影のテンションを上げてくれる
逆光時のフレアが写真をいい感じにしてくれる
レンズのフィルター径に合わせて購入する必要がある
割れる危険性がある
絞って撮影すると大きな効果を感じにくい
ブラックミスト No.05がおすすめな方
  • 写真の雰囲気をすぐに変えたい方
  • 写真の気分転換をしたい方
  • ドラマチックな写真を撮ってみたい方
  • エモーショナルな雰囲気のポートレートを撮りたい方
  • フィルターが初めてな方

それでは解説に行きましょう。

目次(タップできる目次)

フィルターの3つのメリット

ここでは簡単にフィルターを付けるメリットを3つ解説します。

手軽に写真の雰囲気を変えることができる

変化するを説明する写真

フィルターをつける最大のメリットは手軽さです。

フィルターと言ってもクロスフィルターやPLフィルター、今回紹介するなど様々な種類があります。

レンズを交換しなくてもレンズにフィルターを装着するだけでいつもと違った雰囲気の写真を撮ることができます。

レンズに装着するだけという手軽さは魅力的ですね。

zookomi
手軽すぎてハマってしまいました!

安価な物も多い

価格をイメージさせる写真

フィルターは種類が豊富にあります。しかも安価な物も多いのも魅力的でしょう。

例えば、2,300円〜の価格で購入することができます。

新しいレンズを購入することを考えてみましょう。レンズは数千円では購入することはできませんよね。

最低でも数万円からになってしまいます。価格的には手を出しにくいと言えるでしょう。

当然、レンズにはレンズの良さがありますが、手軽かと言われると手軽ではないですよね。

その点フィルターは数千円から導入することができるので、価格的にはチャレンジしやすいと言えます。

zookomi
安価な物も多く、まとめて購入もあり!

フィルターの中でもよく使用されているのはNDフィルターかなと思います。

NDフィルターを使用して撮影の仕方も解説しているのであわせてお読みください。

レタッチの負担を軽減できる

レタッチの作業

写真を撮ることは楽しい。でもレタッチが面倒、大変という声も多く聞きます。

フィルターを付けて撮影すると、ある程度雰囲気が完成するので、レタッチの負担を軽減する効果もあります。

風景を撮影する方はNDフィルターやPLフィルターを装着し、ほぼ撮って出しで完成させる方もいるくらいです。

フィルターは写真の完成度を高めてくれるアイテムと言えますね。

レタッチが面倒、大変だと感じている方はフィルターを付けることも選択肢の一つに入れるのもあり。

ブラックミストNo.05とは

ブラックミストの作例 街灯の写真

ここまでフィルターのメリットを解説してきました。

メリットを踏まえて、も見ていきましょう。

ブラックミストNo.05とは
  • ソフトフィルターの一種
  • 装着することで、ハイライト部(明るいところ)とシャドウ部(暗いところ)のコントラスト(明暗差)を抑え、柔らかい雰囲気に変えてくれる
  • NO.1もあるが、その半分の効果ということでNo.05と表記されている。

ブラックミストフィルターを装着することで街灯や車の光がにじんだりぼやっとしたりし、映画のワンシーンのようなドラマチックな写真を撮影することができます。

zookomi
ドラマチックな写真が簡単に撮れてしまう!

下の写真は夜のコインパーキングを撮影した写真です。

明暗差が抑えられることで写真に湿度感が出ます。

さらに、光がふわっとすることで柔らかさも感じられるようになります。

ブラックミストの作例

夕方や早朝の逆光時には、さらにふわっとした空気感を出してくれ、よりエモーショナルな雰囲気の写真を撮ることができます。

なぜこれまで、フィルターを付けてこなかったのかと思わせてくれるくらいの効果を発揮しています。

普段見ている場所も、フィルターを通すことで違った見え方がして良い刺激になりますね。

3つのデメリット

デメリットを伝える
2つのデメリット
  • レンズのフィルター径に合わせて購入する必要がある
  • 割れる危険性がある
  • 絞ると効果を感じにくい

レンズのフィルター径に合わせて購入する必要がある

フィルターの準備

を複数のレンズに装着したい場合はそれぞれのレンズのフィルター径に合わせてそろえていく必要があります。

なかなかコストがかかってしまいますよね。

そこで、対策として提案したいのが、フィルター径を一つ大きいものや小さいものに変換するというアイテムを使うことです。

これは、例えば67mmのフィルター径のレンズがあり、持っているフィルターは72mmしかない場合、アダプターを使うと一つ大きい(または小さい)フィルターを付けることができます。

フィルター経に合わせて購入しなくてもよくなりますね。

割れる危険性がある

割れるイメージ画像

に限った話ではないのですが、フィルターは衝撃に弱いです。

落下したりぶつかったりすると、簡単に割れてしまいます。

ある程度注意して取り扱わなければなりません。

割れたフィルターの破片が逆にレンズを傷つけてしまう可能性もあるので、気を付けたいですね。

絞って撮影すると効果を感じにくい

絞って(F値が大きい)撮影すると効果を感じにくくなります。

下の写真は絞って撮影した写真です。

絞り値F9

開放で撮影した写真も見てみましょう。

絞り値F1.4

フレアが大きく出て、フィルターの効果が最大限に発揮されます。

zookomi
開放(F値が小さい)で撮影がおすすめ!

4つのメリット

良かった点のイメージ画像
4つのメリット
  • ドラマチックな雰囲気を手軽に作れる
  • 安価に購入することができる
  • 撮影のテンションを上げてくれる
  • 逆光時フレアがいい雰囲気

ドラマチックな雰囲気を手軽に作れる

ブラックミストの作例

は装着するだけで、ドラマチックな雰囲気を出すことができるフィルターです。

ドラマチックな雰囲気は本来であれば、レタッチを駆使して作り出すものですが、フィルターの装着だけでできるのは大きな魅力です。

ほぼ撮って出しで仕上がるのがいい感じです。

逆にレタッチしすぎてしまうと、フィルターの効果が薄れてしまう可能性があるので注意が必要です。

安価に購入することができる

価格のイメージ

は49mmのフィルター径で2,300円〜購入することができます。

フィルターは比較的安価なものも多く、効果も即効性があります。

非常にコスパのいいアイテムと言えるでしょう。

レンズを購入するよりは取り入れやすいので、気軽に取り入れてみてください。

撮影のテンションを上げてくれる

撮影のテンション

はいつもと違う雰囲気で写真が撮れるので、撮影のテンションを上げてくれます。

これ、結構大きなことで、撮影していて楽しいのは表現の幅の広がります。

「次は違うシーンで撮影してみよう。」など、次のチャレンジにもつながります。

写真を楽しむことで、その人らしい写真となるので、撮影のテンションが数千円で上がるのであれば、大きな効果と言えますね。

逆光時のフレアがいい雰囲気

反逆光で、横からの光で撮影した枯れ木なのですが、フィルターの効果もあり、柔らかく雰囲気のある写真になっています。

「なんか良いな。」と思ってささっと撮ったのですが、思いがけずお気に入りの写真になりました。

フィルターを付けているからこそ出せた雰囲気です。

特に逆光、反逆光時の雰囲気が素晴らしいです。

作例にも載せていますのでぜひ。

ブラックミストNo.05 おすすめの撮影シーン3選

おすすめのシーンを想起させる写真
おすすめの撮影シーン
  • 夕暮れから夜にかけてのシーン
  • 早朝や夕方の逆光シーン
  • 柔らかい雰囲気のポートレート

夕暮れから夜にかけてのシーン

ブラックミストの作例

おすすめのシーン1つ目は夕暮れから夜にかけての時間帯です。

個人的には、夜の撮影が好きなこともあり、を付けていると夜の街灯や信号機を特に撮影してしまいます。

ブラックミストNO.05夜の作例

コントラストを程よく抑えてくれるので、雰囲気のある写真を撮影することができます。

また、夕暮れの日が落ちてから街灯が点灯し始める時間帯もおすすめです。

を使うと、よりエモーショナルを感じる写真を撮影することができます。

街中だと街灯も多く、より雰囲気が出やすいのでおすすめです。

おすすめの時間帯・場所
  • 夕暮れから夜にかけての時間帯
  • 街灯がつく頃の時間帯
  • 街中は街灯などが多くおすすめ

早朝や夕方の逆光のシーン

ブラックミスト作例(逆光)

2つ目は、早朝や夕方の逆光シーンです。

上の写真は逆光を撮影しました。の効果で太陽の光がにじみ、良い雰囲気を出してくれています。

光を柔らかくしてくれ、さらに雰囲気のあるフレアも発生させてくれるので、オールドレンズのような描写をしてくれるのも魅力的です。

ブラックミストNO.05逆光時作例

太陽を撮影するのも良いですが、反逆光の場面でのポートレート撮影もおすすめです。

ケンコー・トキナーのページでも作例を確認できますので、チェックしてみてください。

おすすめの時間帯・場所
  • 早朝や夕方の逆光シーン
  • 海や平地などの太陽が入りやす場所
  • 街中の太陽の光がよく入る場所

柔らかい雰囲気のポートレート

ブラックミストNO.05ポートレート作例

3つめがポートレート撮影です。

柔らかい雰囲気のポートレートを撮影したい方にはもってこいです。

逆光で撮影すると、バシバシ決まって、撮影する側も映る側も満足できる写真を撮ることができますよ。

ブラックミストNO.05ポートレート作例

ポートレートといっても、顔が見えなくても、雰囲気が伝わりますね。

夕方の光が綺麗で、エモーショナルな雰囲気の写真を撮ることができました。

おすすめの時間帯・場所
  • 早朝や夕方の逆光シーン
  • 海や平地などの太陽が入りやす場所
  • 夕暮れ時の点灯したばかりの時間

ブラックミストの作例

ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストNO.05作例
SONYα7Ⅳ+FE50mmF1.4GM
ブラックミストの作例 街灯の写真
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミスト作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミスト作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例
Sonyα7Ⅲ タムロン70-180mmF2.8
ブラックミストの作例(逆光)
Sonyα7Ⅳ FE24-70mmF2.8GMⅡ
ブラックミスト作例(逆光)
Sonyα7Ⅳ FE24-70mmF2.8GMⅡ
zookomi
撮影していて最高に楽しかった!

まとめ|コスパのいい良フィルター

今回はレビュー記事でした。

メリットデメリット
ドラマチックな雰囲気を手軽に作れる
安価に取り入れることができる
撮影のテンションを上げてくれる
逆光時のフレアが写真をいい感じにしてくれる
レンズのフィルター径に合わせて購入する必要がある
割れる危険性がある
絞って撮影すると大きな効果を感じにくい
ブラックミスト No.05がおすすめな方
  • 写真の雰囲気をすぐに変えたい方
  • 写真の気分転換をしたい方
  • ドラマチックな写真を撮ってみたい方
  • エモーショナルな雰囲気のポートレートを撮りたい方
  • フィルターが初めての方

は手軽に取り入れられるフィルターの一つです。

写真の雰囲気を安価で手軽に変えられるコスパのいいナイスなアイテム

取り入れると、表現の幅が広がってより写真が楽しくなりますよ。

それではまた!

最後まで読んでくださりありがとうございます。コメントなどいただけると、記事の質向上や励みになります。ぜひお願いします!

ブラックミストNo.05レビュー

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この記事を書いた人

zookomi0124のアバター zookomi0124 東北のフォトグラファー

「おくのほそみち」というテーマで、東北を中心とした写真を撮影しています。
ブログの趣旨
写真を楽しむ全ての人に向けた
・写真を楽しむための撮影テクニック
・カメラなどの機材、アイテムのレビュー
・SNS運用
などを発信
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GENICなどの写真雑誌への寄稿など多数

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