撮影テクニック・構図

【構図解説】日の丸構図について解説!撮り方のポイント3選

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こんにちは。zookomiです。

写真を撮る中で、同じような写真を撮ってしまう。

構図が上手く定まらない。など、構図で悩んだ経験はありませんか?

構図はたくさんの種類があります。

組み合わせて作られる構図も合わせると無限にあります。

 

まずは基本を押さえることが大切です。

今回の記事は、基本の構図である日の丸構図についての解説記事です。

初心者構図と言われる日の丸構図ですが、日の丸構図を最初に徹底的に極めてみるのもありです。

日の丸構図について知れば、インパクトのある写真が撮れるなど応用が効き、写真がさらに楽しくなります。

この記事でわかること

・日の丸構図についてわかる

・日の丸構図のメリット・デメリット

・日の丸構図撮影のコツ

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それでは解説していきます。

日の丸構図とは

日の丸構図:写真の真ん中にメインの被写体(主題)がある写真。

例えばこれらの写真。

日の丸構図の解説写真 日の丸構図解説画像

雪が積もった枝や、紅葉があるなど周りにも印象的な情報がありますが、真ん中にメインの被写体(主題)があります。

他にも代表的な例として集合写真などが日の丸構図と言われます。

テクニック的なのも考えずに、無意識的に撮ってしまうことから日の丸構図は初心者構図とも言われているようです。

しかし、工夫や場面によっては日の丸構図は効果的な構図になります。

 

最初に見せた2枚の写真は日の丸構図ですが、そこまで悪い写真ではないと思います。

周りの雪や紅葉が主題を引き立ててくれているので、全体的にバランスの取れた写真になりました。

日の丸構図の効果を使い、被写体の魅力を引き出すことができた写真です。

写真の見方もそれぞれなので、意見は様々です。絶対の正解とは言えません。

周りの情報なども考えるなど、突き詰めていくと、日の丸構図も奥深い構図です。

ぜひ良さや効果を考えながら、表現の幅を広げていきましょう。

日の丸構図のメリット2選

1 インパクトのある写真になる

日の丸構図の作例

日の丸構図は主題が真ん中にあるので何を見せたいのかがスッと入っていきやすいです。

主題に強い被写体力がある場合も多いので、日の丸構図と組み合わせるとインパクトの強い写真になります。

日の丸構図の効果として、主題が伝わりやすいという効果があります。

だからといって、なんでも真ん中に置くのが大切かと言われるとそうではありません。

写真全体のバランスを考えながら、撮影していく必要があります。

 

現代はSNSでの発信が大切になってきています。

たくさんの情報がある中で、目にしてもらうためにはインパクトのある写真の方が目に留まりやすいです。

SNSを中心に写真を発信するのであれば、まず日の丸構図を徹底的に追求するのもありだと思います。

例えば、下の写真は宮城県のお釜という場所の写真です。

被写体として、かなり強かったので真ん中に配置しました。

奥などに雲海があればまた違った構図になるのですが、今回は太陽の光を浴びるお釜を撮影したかったので、日の丸構図にしました。

このように、撮影者のインパクトのある写真という意図があれば日の丸構図でも良いと思います。

2 安定感が生まれる

日の丸構図の作例

日の丸構図には安心感や安定感をもたらすという効果もあります。

デメリットにもなってしまうのですが、伝えたいものが明確で見ている人が見ていて、スッと入ってくるのであれば、それでいいと思います。

構図を工夫して、違和感を与えるのもテクニックの一つです。

安定感と違和感を交互の見せるなど、メリハリをつけることも大切になります。

上の写真も真ん中に、主題を置きました。

写真のバランスとして安定感が生まれています。

私のインスタグラムも日の丸構図を中心に投稿しています。

zookomiのインスタグラム

日の丸構図説明

どこか安定感がありますし、何が主題歌がわかりやすくなっています。

・インパクトの写真を撮ることができる。

・写真に安定感が生まれる。

日の丸構図のデメリット2選

1 被写体に依存する

依存の例

日の丸構図は強いインパクトのある写真にするのに最適な構図です。

構図に負けないために、強い被写体が求められる場合が多いです。

つまり、被写体に依存してしまいます。

被写体に依存してしまうと、スポット探しに時間がかかってしまい、写真を撮る時間が少なくなってしまいます。

そうするとだんだん写真を撮る意欲も削がれてしまいます。

また、被写体を変えたときなどに違和感が出てきます。

対策としては、日の丸構図で撮ったら、違う構図で撮影してみるなど試行錯誤しながら撮影するのが大切です。同じ構図を撮り続けてもあまり意味はありません。

時間帯などで様々な変化をするときは良いと思いますが、様々な構図を試すのが大切です。

2 変わり映えのない写真になってしまう

日の丸構図ばかりで撮っていると、場所は違えど同じような写真になりがちになってしまいます。

これだけ撮影すれば間違いないという思い込みや思考停止につながってしまいます。

最終的に他の人たちと被って差別化できなかったり、自分自身が知らない間に写真に飽きてしまっている可能性があります。

やはり、様々な被写体を撮影し、様々な構図を試していくということが大切です。

思考停止、写真への飽きにつながらないようにしたいですね。

・被写体に依存してしまう。

・変わり映えのない写真になってしまう。

対策→様々な写真に挑戦する。違う構図を試す。

日の丸構図で写真を撮るときのコツ

1 主題を取り囲む額縁を探す

日の丸構図解説

印象的な写真にするためには、主題の周りにも気を付けましょう。

主題をさらに際立たせるための額縁を探します。

例を見てみましょう。

日の丸構図の撮り方を解説する画像

主題を取り囲むように周りに木があったり、霧があったりします。

これらがあることによって、主題である真ん中の五大堂がより際立ち印象的な写真に仕上がります。

2 情報を減らす

日の丸構図の作例

2つ目は情報を減らすことです。

情報を極力減らして、シンプルにしていくことで日の丸構図の効果を最大限に引き出せます。

写真を撮っているとついつい夢中になってしまい、看板などの余計な情報が入ってしまうことがあります。

余計な情報が入らないように構図を整理していきましょう。

具体的に見ていきましょう。

日の丸構図の作例

撮影時、上に電線がありました。

この場面で電線は必要ないと判断し、入れないように構図を整理しました。

3 線を意識する

日の丸構図の作例

3つ目は線を意識することです。

これは、他の構図と組み合わせる応用編になります。

具体的に見てみましょう。

日の丸構図の作例

主題の本堂に視線が行くように、手前に道を入れるような構図にしました。

そうすることで、より主題が強調される作品になりました。

周りを見て、主題につながるような線を見つけ、それを入れ込むことで印象的な写真になります。

まとめ

今回の記事は日の丸構図についての解説記事でした。

 

まとめ

◯日の丸構図とは

写真の真ん中にメインの被写体(主題)がある写真。

◯日の丸構図のメリット・デメリット

メリット

インパクトのある写真が撮れる

 安定感のある写真になる

デメリット

被写体に依存してしまう

 変わり映えのない写真になってしまう

対策

様々なジャンルの写真を撮る

 構図を試行錯誤する。

◯日の丸構図の撮り方のコツ3選

1 主題を取り囲む額縁を見つける

2 情報を減らす

3 線を意識する

 

シンプルに見えて意外と奥深く、極める価値があったと思います。

最後に私が構図について学び、参考にした本も紹介します。

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勉強になるので、ぜひ読んでみてださい。

また写真の考え方については嵐田さんの本が非常に良いです。

日の丸構図についても一部触れられていますので参考にしてみてください。

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こちらの記事もどうぞ。

それではまた!

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