普段から写真を撮る皆さんこんにちは。東北のフォトグラファーのzookomiです。
写真を撮影するにしても、何を撮ればいいのかわからない。何が撮れるのかわからない。といった悩みをお持ちの方も多いと思います。
私も、カメラを始めた頃は撮影するものに迷っていました。
今回の記事では何を撮ればいいのかわからなかったり、何が撮れるのかわからないといった悩みを少しでも解決できればと思い、5月に撮れる被写体を紹介します。
- 5月に何を撮影できるのか知ることができる
- 5月に撮れる被写体がわかる
- 5月の予定を立てやすくなる
今回の記事を読むことで、「それも被写体として魅力的なんだ」とか、「その花はこの季節なんだ」という新たな気付きになります。
被写体を知れば知るほど、表現の幅が広がります。
5月の写真ライフがより一層楽しめるはず。
それでは早速紹介していきます。
5月に撮れる被写体10選
5月は花がたくさん咲く季節でもあり、五穀豊穣を祈願したお祭りなどの行事が全国各地で開催される月です。
ご自身が住まわれている地域のイベントなどを調べてみてもいいですね。
新緑
5月は新緑の季節です。
桜が散り、寂しい気持ちもあります。
しかし、5月は新緑の季節です。爽やかな風に揺れる新緑や木漏れ日を撮影することできますよ。
葉の緑は雨の日には濃い色になるなど、天候によって色が変わります。
天気や気分に合わせて身近にある新緑を撮影してみましょう。
- 新緑の木漏れ日が撮れる
- 雨や曇りの日には色が濃い緑になるので新緑の表情が変わる
棚田・水田
地域にもよりますが、多くの地域では5月は田植えの時期です。
田植えが行われるときには水田に水が張られます。
その水に写る雲を撮影することができます。
さらに、早朝や夕暮れでは光も反射し、美しい風景に出会うことができ、この時期しか出会うことのできない被写体です。
東北では、福島県喜多方市の恋人坂や山形県大蔵村の四ヶ村の棚田が有名です。
- 水田に張られる水に写る雲を撮影することができる。
- 水田の水に反射する朝日や夕日を撮影することができる。
鯉のぼり
5月はGWがあり、イベントの一つにこどもの日の鯉のぼりがあります。
実際には4月の下旬頃から飾り始め、GWが終わるくらいまでの約2週間ほど飾られている場所が多いようです。
現在では全国各地で鯉のぼりに関するイベントがあり、調べるとすぐに見つけることができます。
鯉のぼりの風になびく姿が美しく、迫力があり、思わず撮ってしまいますね。
- さわやかな青空と撮影すると、気持ちの良い写真を撮ることができる。
- 逆光を狙うとドラマチックな写真を撮ることができる。
ツツジの花
ツツジは場所や種類にもよりますが5月上旬から下旬にかけて咲くことが多い花です。
ツツジは赤色が印象的で写真映えする花だと感じています。
日本各地に群生地もあり、満開時は真っ赤な絨毯のような美しい姿になります。
東北では、5月下旬に咲き、宮城県気仙沼市の徳仙丈山がツツジの群生地が特に有名です。
ツツジの花が咲いている期間は短く1週間から、もって2週間ほどですので、撮影のタイミングを合わせる必要があります。
- ツツジの群生地は赤の絨毯のように美しい姿になる。
- 咲いてる期間は短いので、撮影のタイミングを合わせる必要がある。
藤の花
5月は藤の花も咲きます。
最盛期は4月下旬から5月上旬、特にGWが最盛期です。
近年ではアニメの影響でより注目を浴びていますよね。
紫色の花や立派な太い幹が印象的で、全国各地に名所があり、各地で楽しむことができる花です。
特に有名な場所だと栃木県の足利フラワーパークの藤棚は大迫力で人気があります。
ライトアップもされているので、夜まで楽しむめます。
個人的に足利フラワーパークでのおすすめの時間帯は、平日の雨の日の閉園間近です。時間を取るのが難しいかもしれませんが、幻想的な風景を撮ることができますよ。
- 最盛期は4月下旬から5月上旬。特にGWの時期。
- 紫色の花や太い幹を広角レンズなどで撮れると迫力ある写真になる。
ネモフィラ
5月はネモフィラも咲きます。
ネモフィラは青色の花が印象的で、群生地では一面青色に染まり、まるで青色の絨毯のようになります。
SNSで注目を集め、今では有名になったネモフィラ。
特に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は有名なスポットで、最盛期には多くの人が訪れる場所です。
青空と一緒にさわやかな写真を撮ることができます。
- ネモフィラと青空で爽やかな写真が撮れる。
- 例年4月下旬から5月上旬のGWまでが見頃。
バラ
5月はバラが咲く時期です。
赤や白などたくさんの種類が咲き、見るものを楽しませてくれます。
最近だと、東京タワーと一緒に撮影できるなど、名所も増えてきたように感じます。
バラの門を作る場所もあるなど、バラもこれから注目の被写体になりそうです。
花単体でも魅力的な被写体でマクロレンズで花びらを撮影したり、逆光で撮影すると幻想的な写真を撮れるなど様々な撮影の仕方があります。
- 日の丸構図で印象的な写真に。
- マクロレンズで花びらなどを撮影すると幻想的になる。
- 5月には花が咲き誇る。
ポピー
5月はポピーも咲き誇ります。
赤く可愛らしい花で、くねくねと曲がる茎が印象的で、色々な方向に咲き乱れています。
5月下旬から6月上旬にかけて最盛期になります。
全国各地にポピーの名所があり、多くのところで楽しめる花です。
東北だとみちのく杜の湖畔公園、また、茨城県の小貝川ふれあい公園は朝日とポピー、筑波山を一緒に撮影できます。
お近くのポピー畑に行ってみてくださいね。
- 最盛期は5月下旬から6月初旬。
- 赤色が印象的な花。
- 全国各地で見ることができる。
シャガの花
シャガという花を聞いたことがありますか?
私は写真を始めるまでは知りませんでした。
5月にはシャガの花が咲きます。具体的には4月から5月です。最盛期は5月ですね。
花びらには不思議な模様が描かれ、自然の凄さを感じることができます。
群生地は全国的にも多くなく、めずらしですが、花単体でも楽しめるのでマクロレンズなどで楽しむことをおすすめします。
- 開花時期は4月から5月。
- 最盛期は5月。
- 群生地はなかなかない。
- マクロレンズなどで花単体を楽しむのもあり。
祭り
5月は田植えの時期なので、五穀豊穣を祈願し、各地でお祭りが開催されています。
祭りは特別な日なので、いつもと違った風景を見ることができます。
近くで行われる祭りに行ってみると面白い写真を撮ることができるかもしれませんね。
お祭りについても少し触れていますので、こちらの記事も読んでみてください。
まとめ:5月は花やイベントものの宝庫
5月の被写体10選を見てきました。
5月に何を撮ったらいいかわからない、何が撮れるのかわからないという方の参考に少しでもなれば幸いです。
撮りたいけど、機材が足りなくて難しいという方はレンタルがおすすめです。
\ 機材に迷ったらまずレンタル!/
5月は実は被写体の宝庫。
たくさん撮りに出かけ、楽しい写真ライフにしましょう。
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